週刊ザコいおたく

早稲田大学初のおたく情報誌を刊行するサークル「ギークタイムズ編集部」の公式ブログ兼電子版です。毎週金曜日に更新します。

4世代GS備忘録(前編)

ポケモンというコンテンツは子供を中心に幅広い層に人気があるジャンルであるが、対戦ゲームとしても非常に高い人気を博している。その人気たるや毎年世界大会であるワールドチャンピオンシップス(以下WCS)が開催されている程である。

 

WCSのルールは毎年変わり、今夏に開催される予定のWCS2014はカロス図鑑に載っているポケモンのみ使用可能というルール、通称カロスダブルで行われる予定だ。過去に行われたWCSのルールに目を向けるとひとつかなり特徴的なルールがある。それが2010年に行われたいわゆる4thGSというルールである。未だにコアな人気を誇るWCSルールであり、数多くの動画もアップロードされている為、ポケモンをやった事のある人間なら一度くらい見たことがあるであろうこのルールの概要をここに記したい。

 まずはWCS2010のルールを確認しておく。全てのルールを記載するととてもじゃないが長くなってしまうので ttp://www29.atwiki.jp/pix_poke/pages/21.html このサイトを参照してもらうとして、このルールの特徴的な部分はここであろう。

 

 

 

使用できないポケモン

   「ミュウ」「セレビィ」「ジラーチ」「デオキシス」「フィオネ」「マナフィ」「ダークライ」「シェイミ」「アルセウス

 

2匹までてもちに入れ、出場させることができるポケモン

 

   ミュウツー」「ルギア」「ホウオウ」「カイオーガ」「グラードン」「レックウザ」「ディアルガ」「パルキア」「ギラティナ

 つまり通常の対戦では使えない伝説のポケモン(以下禁止伝説とする)を使用出来るのだ。当時この大胆なルールは大きな話題を呼び独自の対戦環境を作り出した。この禁止伝説それぞれをピックアップしながら有名なPTを紹介していくので、読者の皆様には4thGSの世界観を味わって頂きたいと思う。

 

1 ミュウツー

5世代でサイコブレイク6世代でメガ進化を得て今では最強のポケモンの一角として君臨するミュウツーであるが、4thGSではかなり微妙な立場であった。タイプ一致技が対して通りの良くない上に威力も低いサイコキネシスしかなく、禁止伝説にしては耐久が低く扱いづらい上級者向けのポケモンであった。5世代以降のようにサイコブレイクで押していくのではなく当時はC154S130という圧倒的な数値から大文字、雷、吹雪、気合球といった高威力な様々なタイプの技を打ち分けるというように使うのが一般的であり、スカーフカイオーガ等上から縛れるポケモンを採用していない場合は処理に手間取る事も少なくなかった。私は当時のミュウツーを典型的な「相手が使うと強いポケモン」であったと記憶している。

 

サンプルPT

 ミュウツー@ラムの実 吹雪 大文字 雷 守る

ユキノオー@襷 吹雪 草結び 礫 守る

カイオーガ@スカーフ 潮吹き ハイドロ 吹雪 雷

メタグロス@オッカの実 コメットパンチ アームハンマー バレットパンチ 守る

 

簡易解説

最遅ユキノオーで天候を霰にしながらミュウツーで吹雪を連打するPT、通称「ノオツー」。ノオツーは初期に大流行した構築であり、4thGSの草分け的な構築でもある。ダークホールが使用出来るこのルールにおいて初手に置く2匹のどちらにも眠りを回復出来るアイテム(ラムのみかカゴのみ)を持たせないのは有り得ないと思っているのでミュウツーの持ち物はラム。ディアルガパルキアの炎技に対しても行動の保証を持たせたいのでユキノオーは襷。オッカでないのはゴウカザルを意識しているからである。また急所等でも無理やり耐える事が出来る上に天候特性性質HP1でも生き残る事に意味があるので襷との相性は良い。吹雪を連打して相手を削ってからスカーフカイオーガで一掃すると立ち回りがかなり分かりやすいので初心者にもオススメ。しかし分かりやすいが故に強烈なメタを仕込まれている事もある。ミラーと対バンギラスに関してはメタグロスの使い方が勝負の鍵を握る。個人的には相手に後手を取らせやすいPTなので4thGS特有の見せ合い無しからの後発読みに対する負担が少ないというのがこのPTの一番の特徴であると思っている。

 

2 ルギア

 禁止伝説では珍しく火力が低く耐久の高いサポートを得意とするタイプのポケモン。禁止伝説の高火力が飛び交うこのルールにおいて、禁止伝説の枠を割きながら火力のないポケモンを採用するという思いからか初期~中期あたりまでは不当に過小評価されていたという記憶がある。高耐久・高速からの電磁波羽休めが上から殴るほぼ全ての戦法に刺さる事からかなり安定のするポケモンである。当時は大爆発が高い制圧力を誇っていたので自然と大爆発に対して強くなるリフレクターを採用出来るのが強さのひとつであった。ただ安定はしていたもののトリックルームを軸とした戦術との相性の悪さ等が目立って最後まで大きく数を伸ばす事は無かった。これは余談であるが、自分の記憶違いで無ければ恐らくルギアだけが禁止伝説の中で公式大会の優勝経験が無かったはずだ。

 

サンプルPT

ルギア@ラムの実 エアロブラスト リフレクター 電磁波 羽休め

バンギラス@ヨプの実 岩雪崩 噛み砕く けたぐり 守る

カイオーガ@オボンの実 潮吹き 雷 冷凍B 守る

メタグロス@イバンの実 コメットパンチ アームハンマー 大爆発 守る

 

簡易解説

ルギア入りのPTと言えば誰もが先ず思い浮かべるのはこのバンギ・ルギアの組み合わせであろう。バンギラスの苦手な格闘をルギアがケアし、天候を砂嵐にする事でスカーフカイオーガ等の天候ゴリ押しからルギアを動かす隙を生み出す。電磁波と岩雪崩の相性も良く高耐久のポケモンが並ぶので安定感は抜群。しかし前述の通り、トリパ相手にルギアが腐りやすいのが難点。ダークホール意識でルギアはラム、トリックルーム相手に薄いチャンスを残すためにメタグロスはイバン。

 

3 ホウオウ

圧倒的な特殊耐久と羽休めという再生回復を併せ持ち粘り強い戦法が持ち味。禁止伝説の中では一般ポケモンに強い圧力をかけられるという特徴があり、プレッシャーも相まって相手を詰ませていく性能が非常に高い。例えば相性的に絶望だと思われるバンギラス相手でも聖なる炎一発目でやけどさせればその後は羽休め連打で倒す事が出来る。しかしこのルールで最強であるカイオーガに対して弱いという致命的な弱点があるので周りは出来るだけカイオーガに強いポケモンで固めていきたい。上に挙げたユキノオーミュウツーの組み合わせに圧倒的に強いという特徴があり、カイオーガには弱いがカイオーガのメタに強いのでカイオーガと組み合わせて使うのが個人的にはオススメ。並の鋼よりよっぽど流星受けとしての性能は高いが、それ故にレックウザディアルガにピンポイントの岩技を仕込む人も多かった。

 

サンプルPT

ホウオウ@食べ残し 聖なる炎 ブレイブバード 身代わり 守る

ルンパッパ@ラムの実 くさむすび 猫騙し 宿り木 守る

カイオーガ@オボンの実 潮吹き 雷 冷凍B 守る

カビゴン@ヨプの実 自爆 馬鹿力 噛み砕く 守る

 

簡易解説

ホウオウ入りでは一番有名で使用者も多かったホウオウ・ルンパッパの組み合わせ。ホウオウがカイオーガに弱いのでカイオーガに強いルンパッパと並べて行動保証を生み出す。ルンパッパが猫騙しを使えるので猫身代わりという単純な動きも非常に強力で、身代わり・守る・食べ残し・宿り木で粘り強く戦う事も出来る。GSルールで使われる大技はPP5しかない事が多いので(ポイントマックスを使っても8)、身代わりプレッシャーでPPを枯らす事も視野にいれて立ち回りたい。後発に関しては先発2匹で並びが完成されているのでかなり自由度が高くアレンジが効くが出来ればバンギラスに対する打点が欲しいのでカイオーガをまず採用。ルンパッパのすいすいを能動的に発動させる事も出来る。ラストの枠はメタグロスを採用する人が多いのだが今回はホウオウのミラーマッチ・対トリパ性能を考えてカビゴンとした。鋼がいないPTになったがホウオウ・カイオーガカビゴンと特殊耐久の高いポケモンが並んでいるので特に問題は無いであろう。

 

※ホウオウの配分について

当時のホウオウの配分を紹介します。理想値前提です。

 

配分1 陽気

努力値 212-0-0-0-44-252

実数値 208-150-110-xx-180-156

最速を前提とした配分。カイオーガとの同速勝負に持ち込み先手でブレイブバードを打ち込む事で潮吹きを耐える可能性が出てくる。特殊耐久はルンパッパの雨ドロポンを耐える程度。食べ残しを持たせる前提でHP8nに調整しているが、他の持ち物を持たせる場合はHP207にしてAB4ずつ振り分ける配分を推奨する。私はとにかくカイオーガが最強だと信じて疑わなかったので、低い確率であろうともカイオーガの前で1回でも多く行動出来る可能性の残るこの配分が大好きでした。

 

配分2 意地っ張り

努力値 204-196-4-0-92-12

実数値 207-192-111-xx-186-112

最速を捨てる配分。特殊耐久を身代わりがユキノオーの吹雪を耐える程度まで引き上げて同族意識で素早さを実数2上げて、残りを全てAに回す事で

・オボンカイオーガブレイブバード2

B4カイオーガを手助け+ブレイブバード1

・聖なる炎×2+やけどダメージ×2H252ディアルガを倒す

程度のAを確保する事が出来る。

 

ホウオウがホウオウとして相手したいポケモンに対する役割を強く意識した配分。

 

4 グラードン

 4thGSは地面の通りがやたら良く、タイプ一致で高威力の地面打点の出せるグラードンはこのルールにおいて高い制圧力を発揮する。しかし特殊耐久が低く、弱点もメジャーな為簡単に縛られてしまうので隣でS操作のサポートを行うのは必須事項であろう。地震を通したいので浮いているポケモンを隣に並べるのが一般的で、トリックルーム・光の壁・手助けと言った補助が出来るクレセリアと並べるのが一般的。ワタッコとの並びはねむり粉の命中に左右される事が多く安定しない為、流行りはしなかったが相手にすると厄介なので頭に入れておいて損はないだろう。他には稀に猫騙しが出来るポケモンの中で唯一浮いているデリバードと組み合わせたり、葉緑素猫騙し+大爆発の出来るダーテングと組み合わせる場合も見かけられるがまず切っていいレベルであろう。このポケモンの最大の特徴はバンギラス入りの構築に対してかなりハイレベルな解答を用意出来ることであり、逆に言えばバンギラスを使う場合はこのポケモンに対する立ち回りをまず考えておきたい。補完で入るポケモンでは無いが、軸に据えるとそれ相応の活躍をしてくれるのは間違いないだろう。

 

サンプルPT

グラードン@黒い鉄球 地震 岩雪崩 投げつける 守る

クレセリア@ラムの実 草結び トリックルーム 手助け 光の壁

ホウオウ@ヨロギの実 聖なる炎 ブレイブバード 羽休め 守る 勇敢

ユキノオー@オボンの実 吹雪 草結び 氷の礫 守る

 

簡易解説

このPTグラードンクレセリアの中でも結論だと目される事が多い非常に完成度の高いPTである。私事ではあるが、私もこのPT4thGSの中でも結論だと位置付けているPTのひとつであり、先日身内との対戦で使用したPTをそのまま掲載している。基本コンセプトはトリックルームからの全体技で相手を制圧するという戦術であり、補完としてホウオウを採用した。クレセリアドーブル対面でもトリックルームを張る為にラムの実を持たせ、グラードンは天候を取る為に黒い鉄球。黒い鉄球投げつけるは隣を気にせずミュウツーや相手のクレセリアに対する強い打点になる他、手助けと合わせる事でギラティナを中乱数で落とす程度の火力が出るので天候を取る以外にも腐りにくくなる持ち物である。上で述べたようにグラードンは特殊耐久が低く、簡単に縛られてしまうので周りのサポートは必須である。まずひとつは、トリックルームでの素早さ逆転ギミック。そしてもうひとつは光の壁での特殊耐久の補佐である。トリックルーム下で出す事が多いのでホウオウの性格は勇敢。Aに補正をかけて手助け+ブレイブバードカイオーガを倒すラインまで伸ばす事で対カイオーガ性能を高めている。グラードンの存在により対バンギラスがだいぶ楽になっているので、ホウオウのヨロギの実はディアルガ等の役割破壊ピンポメタの岩技に対するケアとして採用している。グラードン・ホウオウ・クレセリアと水耐性のないポケモンが並んでいるのでラストの枠にはユキノオーを採用した。ここは対カイオーガ性能を考えてルンパッパと迷ったがトリックルーム下の限られたターンで削り切る為に単体でそれなりに火力の出るポケモンを採用したかったというのと、天候を2枚にする事で対雨の天候合戦を有利に進めるという目的でユキノオーを採用した。カイオーガに後出しする想定なので持ち物はオボン。クレセリアがオボンでないのはユキノオーにオボンを渡したから、というのもある。

 

5 カイオーガ

 ここまで読んで頂いた賢明な読者諸君ならお気づきであろうが、今までの文章で何をやるにしても「対雨」「対カイオーガ」という単語が散見されているのが分かるだろう。それほどカイオーガ4thGSでの絶対王者として君臨しているのだ。自ら雨にしながらの高威力全体技と1匹で完成されており、ユキノオーやルンパッパ等カイオーガを倒すために生まれたとしか思えないポケモンですらまともに打ち合うのは困難というレベルである。持ち物も最速スカーフから最遅鉄球、他にもオボン・ソクノ・食べ残しと言った耐久を補佐する持ち物まで幅広く使いこなす。4thGSの全ての構築はカイオーガを使うか、それともカイオーガを徹底的にメタるかというどちらかを選ぶゲームと言っても過言ではなく、出来る限りこのポケモンに対しては厚くしていきたい。詳しいデータはないが、当時の予選でも使用率はダントツのナンバーワンであったはずである。先発・後発どちらでも出てくる可能性があり、禁止伝説が2匹確定するまでは常に裏から出てくる可能性を考えて立ち回りたい。

 

サンプルPT

カイオーガ@拘り眼鏡 潮吹き ドロポン 雷 吹雪

トゲキッス@ラム エアスラ この指 電磁波 アンコール

パルキア@ハバン 亜空切断 ドロポン 大文字 守る

バンギラス@ヨプ 岩雪崩 噛み砕く けたぐり 守る

 

簡易解説

4thGS魔法の呪文、キッスオーガパルバンギ。無対策の相手に対してはトゲキッスでこの指止まれ、カイオーガの眼鏡潮吹きを連打するだけで崩壊させる事が出来る。当時は猫騙しの優先度が+1、この指の優先度が+3であった為猫騙しでカイオーガを止めるという事が出来なかった為拘りを持たせるリスクをかなり軽減出来ていた。分かりやすい強さ故に対策は困難であるが、初手にカイオーガより遅い天候要因を用意出来ればだいぶ楽になる

先発の二匹が完成されている為後発にはカイオーガに対するメタのメタを仕込む事が出来る。この構築の面白いところは、バンギラスを採用する事で相手のグラードンのケアをしているところである。グラードン側の対カイオーガは、グラードンカイオーガが対面している状況で天候を晴れにするように立ちまわるのが基本である。例えば初手に鉄球グラードンを採用すれば、このサンプルPTに対しては上記の状況を作り出す事が可能だ。そこでカイオーガ側が裏にバンギラスを置く事で、バンギラスを裏から投げる→天候が砂嵐になる→カイオーガの水技でグラードンを縛れるという流れをテンポを空けずに作り出せる。このように天候2枚で天候合戦を制するという手法は4thGSではよく行われるのでしっかりと意識していきたい。

 

 

6レックウザ

 一言で言うとかなり異質なポケモンである。禁止伝説にしては紙装甲で、しかしながら場に居座り続ける事で真価を発揮する特性「エアロック」を持つ。このルールでは珍しい高威力先制技の使い手でもある。素早さが95で禁止伝説ひしめく90より早いというのはかなり優秀。天候を変える特性を持つポケモングラードンバンギラスユキノオー)を使わずにカイオーガ系統に対して不利にならない並びを作れるというのを活かして構築を組みたい。上記に挙げた天候を変える特性を持つポケモンカイオーガを使う側としても必ず意識して組むが、レックウザは思わぬ穴になっている事が多い。弱点がメジャーで耐久も低く上級者向けのポケモンではあるが、カイオーガ環境では間違いなく活躍のチャンスはある。

 

サンプルPT

レックウザ@命の珠 流星群 岩雪崩 大文字 守る

マニューラ@襷 猫騙し 辻切り 凍える風 けたぐり

メタグロス@ラム コメットパンチ 大爆発 バレットパンチ 守る

カイオーガ@ソクノ 潮吹き 冷凍B 雷 守る

 

簡易解説

初手にレックウザを置く事で、マニューラがこのルール最速の猫騙し使いとなる。ドラゴンばかりのこのルールでマニューラはかなり刺さるのであまりメジャーではないが構築段階でしっかり意識しておきたいポケモンである。レックウザを使うに当たってまず思うのは相手のパルキアが厳しいという事である。そこでマニューラに凍える風を仕込む事で縛り関係の逆転を狙い、試合を有利に進めていく。耐久の薄いポケモン×2を初手に並べる事になるが、S125のプレッシャーとS95のエアロックで相手とのS関係や相手の持ち物が大抵初手に分かるので[注]行動の不安定さはあまり感じない。レックウザが場にいる事でメタグロスが相手のスカーフカイオーガの潮吹きを耐える、マニューラの襷がバンギラスの砂嵐で潰れない、雨下でもメタグロスに大文字が通る…等のメリットがある。レックウザというポケモン自体がカイオーガアンチとしての存在という側面が強いので環境と相談しながら使っていきたい。(カイオーガが環境から減る事はまずないだろうが)

[注]4世代の特性の発動順によるS判定は同じ種類の特性同士でしか出来ない。更にどの種類の特性が先に表示されるかは決まっている。(天候→威嚇→プレッシャーという順番)例えば初手にミュウツーカイオーガが出て、カイオーガの雨降らしがミュウツーのプレッシャーより先に発動したとしてもカイオーガはスカーフであると断定出来るわけではない。レックウザマニューラの場合はレックウザが天候特性マニューラがプレッシャーなので、相手のカイオーガのスカーフ判定やミュウツーの性格が控えめか臆病か等が一目で判断出来る。

 

書いていたらとても長くなってしまったので、前編後編に分割します。後編は今回取り扱わなかったディアルガパルキアギラティナについてと、禁止伝説以外で重要なポケモンについて述べる予定です

 

ちなみに特に参考文献も参照せずに記事を書いているので明らかにおかしいだろとかいう箇所があったら指摘して頂けると幸いです。